FC2ブログ
プロフィール

BON狸

Author:BON狸
水道技術者、BON狸のブログへようこそ。起業と経営関連、海外出張や中小企業診断士関連、その他日常などをつらつら記録していきます。水道関連はHPにて毎週更新してますのでそちらもどうぞ。

楽天アフィリエイト
まずはお勧め本など。
FC2カウンター
リンク
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
最新コメント
最新トラックバック

スポンサーサイト--年--月--日

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

再現回答の事例12012年10月23日


 さて、恒例となりました、再現回答晒しコーナーです。

 まだ自分の再現回答を作ってない人は作ってから再訪ください。
 違いを楽しむにはそれが一番大切ですw


 ちなみに、本日はインドで工場の立ち上げに関わった方へのインタビュー
をしてきました。いろいろ苦労話を聞くつもりでしたがあまりそちら方面
の話は盛り上がらずw。ただ、懇親会でしっかり

芋焼酎

飲んできました。



事例1

 企業の海外進出についてテーマにするぜ、と言わんばかりの冒頭、
自動車部品メーカーY社のもとで技術開発に成功して事業基盤を固
めたA社が、しかしY社の誘いには乗らず別のX社の誘いには乗って
海外進出にチャレンジ、事業を軌道にのせ、新たなる進出を準備中、
という設問ですね。

 戦略と人事の両方をバランスよく含むテーマ設定ですが、戦略の
うち外部環境のヒントがかなり絞られていて、一次知識で補完せざ
るを得ないようになっていると感じました。


問1

重要顧客である自動車部品メーカー等が海外進出を進め、物流環境
が変化したから。
非正規社員に対する労働法規制が強化され海外競合とのコスト競争
で不利になったから。

 一つ目はだれでも書けますが綺麗に書くのに失敗、外部環境っぽ
くするために物流をいれたのは失敗だったw限定する必要は全くあ
りません。

 2つ目を何にするのかが結構難しいです。回答の根拠にしたのは、
A社における非正規社員依存への言及がさりげなく2ヵ所あること
ですが、ちょっと類推しすぎたかも。

 しかしまあ、海外進出の主目的はやはり海外競合とのコスト競争
で、その最大の要因はやはり人件費かなという判断です...ただ、
非正規社員への労働法規制の強化はかなり最近のことでもあり、
A社の進出時期とはちょっとずれるので、ツッコミすぎたかなあ...


問2

Y社との取引はA社の事業基盤であり海外移転をするにはリスクが
大きすぎたからである。一方、X社との取引は部分的な新規取引で
あるうえ、物流や手続き面での支援が受けられ、リスクを限定でき
たからである。

 これはヒントが少なく難しい。XとYの明確な違いは、ほとんど
A社との関係だけです。Y社との強い関係のもとで発展し、Y社へ
の依存度が高い中での海外進出はそのまま事業の主たる基盤の海外
進出を意味すると考え、このような回答にしてみました。
 一方でX社は、少なくともT国への進出は先に行なっているわけ
で、進出にあたっての支援は資金面以外にも及んだと判断しました。
あわせてX社への依存度は相対的に低く、ある程度の失敗が許容さ
れた側面もあること、実際に品質の水準を引き上げるまで時間がか
かっていることがそれを補完していると判断しました。


問3

 品質保証を確立するためには人的資源の育成が必要だから。具体
的には、取引先企業との交流を通じて製品の異常を発見したり、そ
れに現場で対応する能力が必要であるが、異なる文化や労働力の流
動性のもとでそのような能力を醸成するのが困難であったから。

 これは本文のなかにそのまま使える記述ががっつりあるので、こ
れをうまく料理すればOKかと。海外進出ならでは、というスパイ
スとして、文化や雇用環境を匂わしてみました。


問4

 期待される役割は、現地社員と経営陣や国内社員との橋渡し役で
ある。そのためには、理念や組織文化を適切に伝達できるコミュニ
ケーション能力や、現地人材の能力や意欲を見極める人材鑑定眼を
向上させる。

 一般論としては組織文化の移転ですが、問3~問5に共通する視
点として、海外社員を本格的に育てて戦力化するために何が必要か
を考え、組織文化の内容や、具体的にどんなアクションをすべきか
を書いてみました。生産系のノウハウは充分あるという設問設定
からそのへんは外してます。


問5

 利益貢献だけでなく、品質保証や技術開発の組織文化など、A社
の強みを明確にし、これを評価基準に取り入れた制度とする。導入
にあたっては海外社員にも公平に機会をあたえ、考課者訓練や360
度評価等を取りいれ透明性と納得性を高めるよう工夫する。

 課長以上限定なので非正規社員のモチベ関係は外します。
成果主義の基本提案を一捻りしてA社の強みの受け継ぎを全面に
出しました。また、海外進出を今後も進めるためのポイントとし
て、現地採用社員のモラールアップを意識した味付けで回答して
みました。



 やはり問1、雇用法規制関連はちょっとリスクが大きい回答に
なってしまいました。こういうのって、予備校とか他の人の答案
をみて

しまった!!

となったりする場合があるので油断できませんww

ま、こんなところで。続きは明日....

スポンサーサイト

テーマ : 資格・スキルアップ・仕事
ジャンル : ビジネス

コメントの投稿

非公開コメント

違う切り口

事例Ⅰはネタ的なものはたくさんあるのに、使えるものが少なかったように感じました。で、私は次のような切り口で考えました。

問2
 事業を起こすにはヒト、モノ、カネが必要です。与件の中でX社、Y社ともに資金提供は申し出ていたようですが(カネですね)、X社はこれにプラスしてモノの提供を申し出たのではないか、と推測しました。それが経済特区への工場誘致だったのではないでしょうか?A社としては初の海外進出で何かと不安があったのではないかと思います。その際、カネだけの提供か、カネとモノの提供かでは魅力が違うのではないかと思いました。
 そして、ここで触れていないヒトの問題が問3以降のテーマとなります。

問3
 これは、コミュニケーションの問題と捉えました。与件の中で「幹部が月1回来訪し説明」「現地人が日本の工場に研修に行く」との記述がありましたが、これは何らかの原因に対する結果(改善策)と推測し、その原因として、現地人に①A社の経営方針②日本的なものの考え方・仕事の進め方、への理解が不足していた、と考えました。
 さらに、問4のテーマとして、工場長は①②をある程度解決する役割を期待されるのではないかと思いました。

問4
期待される役割は「橋渡し的な役割」でいいかと思います。
能力については、「橋渡し」であるからには、S国の文化とA社の両方を理解しなければいけません。特にA社の理解については現場的な観点のみならず、経営者的な観点で理解する必要があり、それらを「必要な能力」として記述しました。

問5
 まず、大切なことは、人事制度改革は対象者に対して衝撃が大きいため、それにより意欲や責任感を低下させないように、社長がその意図を対象者に正確に理解してもらうことでしょう。そして、公平な評価、社長の意図に基づいた(近視眼的でない)目標設定が必要かと思います。

Re: 違う切り口


ありがとうございます!
回答案を前に議論するのは本当に楽しいですよね。


> 問2
 いい切り口だと思います。私の答案では「物流」という一言で
そこに言及しつつ第一問に繋げてるつもりですが、その意味で同
じ切り口だと思います。


> 問3
 全く同意です。ただコミュニケーションは手段であって、目的として
はちょっと弱いかなぁ。。

> 問4
 全く同意です。

> 問5
 根本的には同意見です。ただ、一般に提案の起点にする「社長自ら説明」
はあえて強く出さず、内容や評価の公平性にフォーカスした回答にしたの
は、海外進出を強化していくための提案であるから、その一言に尽きます。
でも、やっぱセオリーに則ったほうがよかった気がしてきましたw


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。